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Dr.Normandy フランスの犬猫事情

2022年、新年を迎えてから程なくして、スペイン人の友人から、「初めてだけれど、犬を飼おうと思っている」と聞きました。 彼女はすでに1頭の猫を飼っており、住んでいるアパートは広いバルコニーがあって、お天気が良ければ、そこで食事をすることもできます。 猫1頭であれば十分なスペースのキッチンダイニングと寝室という間取りですが、 犬を一緒に飼育するには、少し無理があるかとも思いました。 しかし、小型犬であれば不可能では ...
ノルマンディーの田舎では、まだまだたくさんの野良猫や外飼いの猫がいます。散歩をしていると、毎日、少なくとも1頭は見かけます。(写真は、散歩中に過去、何回も見かけたことがある子達です。)ただし、シーズンであちこちで子猫を沢山見かける、というわけでもないので、地域の保護団体が管理していることが伺えます。畑の隅の漁師の小屋で子猫が歩いているのを目撃したぐらいです。   猫の外飼いに関して   ...
フランス人の約3割が1匹以上の犬を飼っている状況では、当然、公共の場で飼い犬は快く受け入れられています。しかし、排泄マナーに関しては、昔から大きな社会問題で、過去に迷惑だと考える違反行為の中で、交通ルール違反、不適切な廃棄物処理、破損、暴力に次いで5位にランクインしていました。世界中の犬の飼い主さんは、当然、我が子の排泄物始末を当然意識していると思いますが、フランスの現状はあまり好ましいものではありません。当然田舎に行けば行くほど、その ...
日本では犬の狂犬病ワクチン接種は義務とされていますが、猫に関しては特に義務化されていません。フランスでも、猫が海外から入国する際には狂犬病ワクチンを接種していることが必要ですが、国内で生まれ、国内で飼育する場合は接種義務がありません。しかし、日本とフランスでの大きな違いは、最近でもフランスでは猫や犬が感染していたケースが見つかっているという点です。 猫にもうつる狂犬病 そもそも狂犬病と言われても、日本ではあまり話題にならない ...
フランスでは、一般の方はどんな犬でも基本的には飼うことができます。しかし、「危険な犬」カテゴリーに分類された犬種に関しては、社会で共同生活をしていく上で、人や家畜に危険を及ぼす可能性があると判断されています。その犬種を飼育する場合は、飼い主として社会的に迷惑をかけず、飼育者として適性がある、と判断された場合にのみ所持許可証が発行され、飼育することができます。 「危険な」犬の種類 具体的にどんな犬が人間と共同生活していく中で「 ...
フランスでは人口の3割以上の人が猫を飼っており、その数は1,500万頭近く、犬よりも人気があります。多くの人はシェルターなどから保護された猫を飼いますが、ブリーダーさんから純血種を手に入れる方もいます。最近ではどんな純血種が人気であるかを探ってみたいと思います。 フランスの人気猫種 1996年に設立された ”FÉDÉRATION POUR LA GESTION DU LIVRE OFFICIEL DES ORIGINES F ...
3人に1人のフランス人は犬を飼っている! フランスでは、1881年に設立され、公益法人として認められた「フランスにおける犬種競争の向上のための 中央犬種協会 Société Centrale Canine(ソシエテ・サントラル・カニヌ)」という組織があります。 この協会の調べによると、最近では毎日散歩が必要な犬よりも、散歩が必要ない猫の方が人気がありますが、 84%のフランス人が犬に好意的で、33%が少なくとも1 ...

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