フランスの郵便事情
フランスの田舎の郵便事情
郵便局はLa Poste(ラ・ポスト)とフランス語で言います。
黄色い楕円の中に手紙の形みたいな青い鳥のマークがあちこちにあります。
このロゴはかなり歴史があるそうで、1960年から現在までに、何度もモデルチェンジしています。
2012年から2018年へのモデルチェンジは、今の時代に合わせたSimplifying life、簡略化がテーマ。
確かに簡単なデザインになったことに気づきます。(画像参照)
ところで、今住んでいる村(コミューン)の郵便局は3年ほど前に閉鎖になりました。
元々、人口2000人程度、3キロ平方メートルのこの地域にしては立派な郵便局で、
まれに並ぶぐらいでほとんどガラガラでした。
5000人近く住んでいる隣の村の郵便局より、はるかにしっかりした建物で、違和感を感じていました。
現在は村のコンビニのような(タバコ、食料品、新聞、雑誌、雑貨販売)のお店が簡単な業務を受け継いでくれています。
日本のように銀行業務も郵便局は請け負っているので、近くの大きな街カーンの駅から徒歩で10分ぐらいの郵便局が去年閉鎖になったのを見た時は、お金も全てデジタル化が進んで窓口はあまり必要ないという現れだと感じました。
手紙もメールで済んでしまう時代、窓口のコミュニケーションはなくなる、ちょっと残念!
フランスの切手
昔、切手を初めて買おうとした時、夫にフランス国内の封書は最低いくらかを聞いたところ、「知らない」と言われました。
「いつも手紙とか出しているのに、なぜ知らない?」と、理由を聞きました。
夫が購入する切手はカルネ(carnet)といって、12枚がセット。
カルネの1枚の切手は20gまで使える、しかし、
「1枚いくらなんて計算したことない。」が返答でした。
(もちろん1枚でも購入可能なんです!)
2023年現在のカルネの値段は、配達がゆっくりなエコのtimbre vert(緑の切手、タンブルヴェール、3日以内に宛先に到着、最もよく使用される)13,92ユーロ、1枚1.16ユーロ。
きれいなデザインの切手を選ぶこともできます。
下記現在の切手 ↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
過去の切手↓↓↓↓↓↓↓
ちなみに海外郵送値段のカルネは6枚綴りで売っていることを今になって知りました。
いつも、郵便局の窓口で出したり、重量は家で測定し、緑の切手の値段が海外向けの料金になるように2、3枚貼って送っていました。
意外なことに、遠いアジアの日本に出すのも、お隣のスペインに出すのも、アメリカに出すのも一律で同じ海外料金です。
20gまでが1,80ユーロ。切手はネットで購入して自宅でプリントアウトすると1枚当たり3サンチーム(0,03ユーロ)安くなりますが、まだやったことはありません。(笑)
↑ ネット販売の例、星の王子さまはフランス出版75周年記念。
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