お買い物かご

ノルマンディーの日本人

 

先日、毎年恒例のノルマンディーに住む日本人の会(ノルマンディー日本人会)主催のお食事会がありました。

カーンや近郊に住んでいる方が食べ物持ち寄りで参加されます。

知り合いを連れて来たり、一家全員で来たり、

以前は50人ぐらい参加されていましたが、最近は帰国や引っ越しなどで、

参加者は少し少なめな気がします。

この日話した方は、子供も育ったし、日本のド田舎に住みたいと言っていたので、

近い将来は帰国するのかもしれません。

食事を楽しみにいつも参加する私は、

パリから招待したフランス人の友達を連れて行きました。

彼からは、パリのKマートという韓国系のお店で何を買えば良いか聞かれていたので、

無難におせんべい(le gâteau de riz お米のお菓子、と訳しています)でいいよ、

と伝えてありました。

そして、なんと4種類も買って来てくれました。

一方、私はビオ(オーガニック)クッキーを2箱。

 

 

 

フランスはマルシェ!

 

友達をSNCF(フランス国鉄)カーン駅まで迎えに行って、

お食事会まで時間があったので、カーンの日曜日を案内してあげました。

カーンには運河があり、その運河沿いに毎週日曜日、一番規模が大きいマルシェがオープンします。

400店舗まで場所を確保できるそうで、村の小さなマルシェとは桁が違います。

 

 

 

早速、うろうろしていたら、ガレット・ソシスGalette saucisse といって、

蕎麦粉のクレープでポークソーセージを巻いたブルトン料理を友達が発見。

 

 

 

 

単純な料理ですが、私は全く知らなかったので、たまにはマルシェ探索をしなければと思いました。

そして、たまたま一緒にフランス語を習っているペルー人の友達に遭遇したのには驚きました。

小さな街だからというのもありますが、マルシェにはそれだけ人が集まるということです。

カーンでは1週間に11個のマルシェが日替わり(規模は違う)でオープンしています。

 

 

 

フランスの教会

 

フランスの教会で最も有名なのはパリのノートル・ダムNotre Dameですが、

地方都市の小さなカーンでも自慢の教会があります。

パリの友達はカーンに来たのは3回目でも、

お食事会参加のみで観光をしていなかったので、

外観だけでもカーンの目玉と言えるサン・ピエール教会を見せました。

この2年ぐらいの間に清掃作業が終わり、白くきれいになっています。

 

 

 

13世紀から16世紀にかけて建てられたそうで、もちろん建築様式は一目瞭然、

ゴテゴテのゴシック様式です。

当時の人たちが本当にこんなに細かい作業を簡単にできたのか、

と疑問に思ってしまいます。石を積み上げるのすら大変だったろうに!

ちなみに多くの建設物に使われているカーンの石はすぐ近くに採石場があり、

非常に有名で、ロンドン塔などのイギリスの多くの建築物にも使用されたそうです。

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