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国際フェア

先日、友人と国際フェアに行ってきました。毎年このフェアがあるのですが、内容は盛りだくさんです。

今年は400の出展者が、ガストロノミだけでなく、例えばキャンピングカーの展示や、庭の手入れをする製品、家具、装飾品、などのスタンドがあちこちに並びます。また毎回テーマがあるそうで、今年はヴァイキングで、当時の様子がおもちゃで再現されていました。（写真）元々、ノルマンディーはヴァイキングが征服した地域です。イギリスを征服したギヨーム（英語名ウイリアム、ノルマンディー公、1027〜1087年）はヴァイキングの血筋で、ノルマンディー人はこの征服を誇りに思っています。イギリスとフランスは仲が悪く、フランスがイギリスに勝利した、という意味で非常に重要な歴史の1ページです。

キャンピングカー

日本ではあまり見かけないようなものの一つが、キャンピングカーではないでしょうか？

近所のあちこちにキャンピングカーが駐車できる、いわゆる車用のキャンプ場があるので、春から秋ぐらいまでは、よく見かけます。また、ジプシーのキャンピングカーが適当な空き地に停車していることもあります。

そう言えば、散歩で知り合ったフランス人の女性はしばらくキャンピングカーで生活していました！

そんなわけで、国際フェアでは結構たくさんのキャンピングカーが並んでいて、買うわけではなけれど、つい気になって外観だけ見て回りました。

お腹を満たすガストロノミ

フランスでよく食べるものの1つに、生ハムがあります。スペインやイタリアも有名ではありますが、フランスでも豚を食べるため、当然、数えきれないほどの生ハムの種類があります。たまたま見つけたスタンドは、フランス領 Corse （コルシカ島）の生ハムでした。コルシカ島は黒豚が有名だそうで、豚は少なくとも12ヶ月間、野外で飼育されるという特殊性があり、夏は牧草、冬は栗やどんぐりを主食として、コルシカ島の豚肉の加工食品にナッツのような味わいを与えているそうです。試したものは（写真）、思った以上に塩味が濃く、お肉が苦手ではありますが、お肉の臭みが塩味できれいに消されていたため、おいしく頂けました。

塩辛い食べ物の後、たまたま声をかけられたスタンドはヌガ nougat の販売をしていました。

ヌガを知っている人も多いと思います。地中海沿岸の代表的な飴みたいなお菓子で、白（卵白を使用）と黒（卵白を入れない）があります。ハチミツやお砂糖、ナッツやドライフルーツなどが入っています。柔らかいものから硬いものまであり、個人的には、小さい頃にヨーロッパの国からお客様が来た時に、よくお土産でもらい、歯にくっついた記憶のせいで苦手でした。でも、今回味見させてもらって、あっさりしたハチミツの甘味があまりにおいしかったので、さすが、手作りはおいしい！と実感しました。