仔犬の咬みぐせ

Wan!コラム第4回目のテーマは『仔犬の咬みぐせ』です。
悩まれている方も非常に多いワンちゃんの『甘噛み』…
仔犬の頃はそこまで痛くなくても、身体が大きくなれば大きな問題に
更に、悪化して本気咬みに発展することもあるので、正しい方法で今のうちからトレーニングをしましょう
ワンちゃん達は、なぜ甘噛みをするのか
それは『咬み足りない』からです
ワンちゃんの『咬む』という行動にはたくさんの意味があります
仔犬の場合は、遊びの延長であったり、歯がむず痒かったりする場合が考えられます
まずは…
仔犬の咬む行動欲求を満たすこと
そして、人の身体を咬んだ時に
正しく対処すること
正しい対処方法を知っていても、仔犬の行動欲求が満たされなければ、咬み癖はなかなか改善しません。
おもちゃなどでワンちゃんの咬む欲求を満たしてあげましょう
また、咬まれて困るものは仔犬の届く範囲に置かないよう環境を整える事も大切です
咬みたい欲求を満たしてくれる、おすすめおもちゃをご紹介します
長いロープ状のおもちゃで、引っ張りっこ遊びができるおもちゃです。
咬んで、ひっぱって、振り回して、追いかけて、ワンちゃんも大満足
中におやつを入れて、どうやって取り出すかワンちゃんに考えてもらう知育トイです
ワンちゃんは頭を使うので、エネルギー発散になります
もちろんかみかみしても
それでは、甘噛みをしてきた時はどうしたらいいのでしょうか

手に咬んできたら(歯が当たったら)「痛い!」と大きな声で言い、背中を向け、無視して遊ぶのを中断しましょう。
しばらく無視をしたら遊びを再開し、同じ状況になったら無視を繰り返します。
ワンちゃんは、自分にとってよくない事が起こるとその行動を取らないように学習します
無視をするのは、人を咬むと(歯が当たると)、遊んでもらえなくなるんだという事を覚えさせるためです
咬まれた時、こんな行動をとっていませんか
反応し手で遊び返している。
口の奥に咬まれた手を押し込んでいる。
抱きかかえ声をかけたり、撫でたりしている。
おもちゃを与え、遊び始める。
仔犬だからと思い咬ませ続けている。
鼻を掴んで(マズルコントロール)怒っている。
これらの行動は絶対にです。
甘噛みがエスカレートしていってしまいます
仔犬と遊ぶには、ルールがあります
おもちゃで遊ぶ時は、まずお座りをさせてから遊び始めましょう。
唸り声が始まったら中断し、興奮させすぎないように しましょう。
POINT
甘咬みしてはダメ
、ということも教えつつ、何をしたら遊んでもらえるのか、正しい行動(お座りなど) を教えてあげましょう。
興奮は甘咬みの元です。
ヒートアップする前に中断し、クールダウンさせコントロールしながら遊びましょう。
咬みぐせを放っておくと、将来人を咬む犬になってしまうことがあります
咬傷事故を起こしてしまわぬよう、仔犬の時からしっかりとしつけることが重要です。
正しいトレーニングで、私たちとワンちゃんがお互いに暮らしやすいようにしていきましょう
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