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フランスでは人口の3割以上の人が猫を飼っており、その数は1,500万頭近く、犬よりも人気があります。多くの人はシェルターなどから保護された猫を飼いますが、ブリーダーさんから純血種を手に入れる方もいます。最近ではどんな純血種が人気であるかを探ってみたいと思います。

フランスの人気猫種

1996年に設立された ”FÉDÉRATION POUR LA GESTION DU LIVRE OFFICIEL DES ORIGINES FÉLINES” (LOOF協会)は、猫の純粋な遺伝子や多様性を保護することを目的としています。この団体は、国内で唯一、猫の血統書の発行と管理をしており、2020年に発行された血統書の数のトップ10は、こちらになります。

※( )の数字は血統書発行数

1. メインクーン (19,452)

2. バーマン (5253)

3. ベンガル (3976)

4. ラグドール (3192)

5. ブリティッシュ・ショートヘアー(3106)

6. ペルシャ・エキゾティック (2552)

7. シャルトリュー (2181)

8. シベリアン (1949)

9. ノルウェージアン (1588)

10. スフィンクス (1321)

メインクーンはいつから人気?

メインクーンは長毛で大型猫が好きな方にはたまらない猫種ですが、フランスで昔から人気があったわけではありません。記録のある2003年から経過を追ってみると、実は以前はペルシャ(エキゾティックを含む)が圧倒的に人気で、トップを走っていました。ところが、2010年を境に、2位であったバーマンを追い抜いて、4位から2位へ、2012年には完全にペルシャを抜いてトップに立ちました。以来、10年近くその座を奪われることはなく、ダントツトップを維持している状態です。

注目はスフィンクスとシベリアン

スフィンクスは、おそらく日本ではトップ10に入るほど人気がある猫種ではないと思いますが、フランスでは好まれる人も多いようです。過去17年で10倍以上の頭数が登録されています。(2003年128頭、2020年1,321頭)トップ10の半分以上の猫種は長毛種である一方で、全く毛がないタイプも好まれるのは、お手入れのしやすさや猫の毛のアレルギーの問題と言えます。

シベリアンは日本では珍しい猫種ですが、シベリアを生きる三層からなる被毛が魅力的で、7kgにも達する体格は存在感があります。こちらも2003年からの統計によると、32頭から1949頭という目覚ましい登録数の増加が確認されています。

 

写真上:スフィンクス

写真上:シベリアン

 

 

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