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フランスのクリスマス
フランス語ではクリスマスをNoël(ノエル)と言います。
この言葉は日本で馴染みのある英語の”キリストのミサ”という意味のChristmas (クリスマス)とは全く似ていないので、ピンと来ない方もいるかもしれません。
ラテン語の “natalis “(誕生を意味する形容詞)から出来上がったNoëlは、ラテン系の言語ではよく似ています。(イタリア語Natale、ポルトガル語Natal、スペイン語Navidad)
ところで、キリスト教の布教が始まった当初はクリスマスは存在しておらず、
330年頃に12月25日に決めたということを知っていますか?
サンタクロースも19世紀アメリカ発で、ご存知のように赤白のコカ・コーラの宣伝スタイルは20世紀になってから。
昔のフランスには存在していませんでした。
フランス語ではPère Noël(ペー・ノエル)、スペイン語でもPapá Noel(パパ・ノエル)と言います。
クリスマスケーキ
フランスのクリスマスは当然家族で集まり、イブの夕食(réveillon ヘヴェイヨン、
意味は行事の前日の夜の食事、大晦日の夜もこれに相当)を食べます。
前菜に定番のフォアグラと言いたいところですが、
フランス人の10人に6人は強制給餌して飼育する方法に反対しており、
個人的には絶対に食べたいと思わないものの1つです。
メインディッシュは七面鳥など、そしてもちろん、デザートはフランスのクリスマスケーキ、
bûche de Noël(ブッシュ・ド・ノエル)です。
どこのパティスリやブランジェリ(パン屋さん)でも必ず
ファミリーサイズや個人サイズが販売されます。
↑村唯一のブランジェリのクリスマスメニュー(ケーキやペリティフといったところです)
↑ブッシュ・ド・ノエル
見てるだけでも幸せになります。甘党の私はこれが一番の楽しみです。
クリスマスプレゼント
クリスマスプレゼントは誰もが楽しみにするものですが、クリスマスプレゼントをもらう条件、
1年間良い子であったということですが、
果たして皆さん、あてはまっていますか?(笑)
クリスマスツリー(sapin de Noël サパン・ド・ノエル)の下に並べて、
イブか25日の朝に開ける、これも、あまり他の国とは違わないと思います。
さて、今年は何を誰からもらったでしょうか?
わたしは旅行で浪費したため、良い子だった(?)自分に、
自分で2ヶ月早く旅行をプレゼントしたのです!
↑ 以前に訪れたクリスマスのマルシェ(あちこちで12月にクリスマス向けに開催)、
平日の昼間で人が少なく、写真撮影できました。
村のロータリーのデコレーション。基本的に1月まで飾ってあります。
↑小学校の前のサンタクロースは毎年登場します。
この日は珍しく雪が降り積もる寒さ!
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