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ノルマンディーのイメージ

 

ノルマンディーは、モン・サン・ミシェルや、おそらく歴史が苦手で勉強してなかった人(私を含みます!)でも聞いたことがあるノルマンディー上陸作戦で有名です。フランスの北、パリから週末の遠出ドライブで、ノルマンディーの海を見にくる人が多い地域でもあります。

食に興味がある方なら、カマンベール、リバロ、ポン・レヴェック、ヌフシャテルなどのチーズをはじめ、ノルマンディーを象徴する果物、リンゴから作られるシードルも忘れずに頭に浮かぶことでしょう。ちなみに、私が住んでいる地域はCalvados(カルヴァドス)と呼ばれ、ブランディの名前としても知られています。そして、チーズと言えば、当然牛も有名ですが、私自身もあまりよく知らなかったのが馬なのです!

 

ノルマンディーと馬

 

新石器時代にはすでに家畜用の馬がノルマンディーには存在していたことを示す証拠があるそうで、その後、青銅器時代から『戦う動物』としても全国へ広がっていったようです。

ノルマンディーの土壌と気候(雨が多い!)が、馬の飼育に特に適した草を生み出すという条件は古くから認識されていたので、1715年の時点で、国王の顧問は、ルイ14世の野心にふさわしい王室専用の牧場を設立するために、フランス全土を旅した後にノルマンディーを選んだそうです。

現在、フランスの年間の出産頭数ナンバーワン、馬産業の経済指数ナンバーワン、馬の研究所数ナンバーワン、5ヶ所あります。また、毎年、最も権威ある国際馬術競技大会が開催されています。

450人以上の競馬調教師、42の競馬場、900以上の乗馬学校(フランス全土では8,000、狭いパリでは40程度)、10万頭以上の馬(フランス全土、100万頭以上)がこのノルマンディーにおり、馬産業界は1万8000人の雇用で、地域の経済を支える重要な動物であることがわかります。また、馬によるヒトの治療(équithérapie エキセラピ)も認知度が高いです。

 

地元の乗馬学校

 

住んでいるアパートの目の前に1つ、個人で経営している乗馬学校があります。(写真:顔だけ出している姿や外をお散歩する姿は自宅窓からも見え、裏には牧場があります。)

 

夏のハエを運んで来てくれる(涙)ため、人家に網戸がないことが割と一般的なため、夏場に戦いになります。しかし、窓を開けて乗馬を習っている子供たちを見ていると、ノルマンディーの空気を満喫できます。知り合いの中には、小さい頃に乗馬をやっていた人は何人かいます。どちらかというと、一度はやってみるもの、という印象があります。自宅から畑の中を歩いて20分程度の場所にも乗馬学校があり、こちらは中に入ってお散歩もできるので、たまに馬を見に行きます。(写真:中央は練習スペース)こちらで車を運転していると、横から馬がお散歩で出てきたり、ビーチでも馬がお散歩しており、つくづく、馬専門の獣医師の存在が重要であることを実感します。

 

 

 

 

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